コラム No.06


福井県子どもNPOセンター 理事長 岸田 美枝子さん

「自分の子どもの成長とともに、いろいろやっていたらこうなった」という岸田さんが、3人目のお子さんを「18才でたたき出した」後に、『三業宣言』をしたのは6年前のこと。以来、「母卒業・嫁廃業・主婦休業+女修行中」の身になり、NPO活動という不治の病が進行中。

市民活動セミナー2002「コラボしよう!」の実行委員長をつとめる岸田さんは、福井県子どもNPOセンターの理事長であり、自他ともに認める福井のNPO界の女帝。「一度逢ったら忘れられない、とよく言われます」とおっしゃる笑顔には、優しさのなかにも力強いオーラのようなものが感じられる。

6歳以下のこどもと一緒に安心して見ることができる舞台芸術を提供してくれる全国的組織「子ども劇場」は、ずっと良き母の味方だった。やがて、人一倍好奇心と行動力のある岸田さんは子ども劇場の運営メンバーとして引き抜かれる。
福井県内の子ども劇場が3箇所から7箇所に増えるにつれ、岸田さんは各事務局の連携の必要性を感じ、福井県子ども劇場協議会を発足。その運営委員長、北信越5県の連絡会運営委員長、そして子ども劇場全国センターの理事を次々つとめることになる。その後、福井県子ども劇場協議会を発展解消し、福井県子どもNPOセンターを立ち上げてからは、子ども劇場のサポ‐ト活動だけではなく、子どもがかける子ども専用電話「チャイルドライン」の開設など、子どもの本当の幸せと自立のためにNPOが提供できる公益サービスを企画し、独自の活動を展開している。「子ども市民」とともに、ひとりの大人として今の社会をいっしょに生きていきたいと語る岸田さん、センターに来る中・高校生からは「BOSS」と呼ばれています。

片町の入り口に位置する福井県子どもNPOの事務局の棚には、こどもの健全育成に関する文献がぎっしりとならぶ。

NPOという立場で社会貢献することの重要性と将来性を感じている岸田さんに迷いはない。「わたしのなかで、子ども・文化・地域は完全に結びつくんです。このうちのどれがかけても豊かなまちづくりは実現しないのです。」とおっしゃる岸田さんは、全国でも2例しかない中規模ホールの“民営純度100%運営”を実現しているNPO法人福井芸術・文化フォーラムの副理事長でもあり、その活動を通じて地域の文化振興にも従事している。
いつもパワフルでポジティブな岸田さんに逢えば、あなたの世界は更に広がるに違いない。
福井県子どもNPOセンター URL: http://www8.ocn.ne.jp/~childnpo/
芸術・文化フォーラム URL: http://www1.fctv.ne.jp/~geibun/


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